味噌の原料は大豆・米・食塩。もちろん非遺伝子組換えの大豆のみを使用し、季節に応じた加工の調整をすることにより安定した品質をキープしています。
味噌作りといえば日本の伝統文化。木樽がずらりと並ぶ暗闇の中、青い法被(はっぴ)姿の職人さんが白い息を吐きながら大きなへらで…と想像しませんか?ところが、今や工場では最新鋭の設備を導入し、温度・湿度・醗酵・熟成の管理はもちろん、衛生面や異物混入など、全てにおいて細かくチェックを行っています。
伝統と進歩の両立が、おいしさと安全に大きな進化を与えています。
各店舗で使用しているのは、多くの方が慣れ親しんでいる『信州味噌』。(←全国味噌出荷量4割以上!)光沢のある山吹色をした辛口の米味噌で、すっきりとした香気、旨みが特徴です。野菜などの具との相性もよく、調和の取れた味噌汁になります。
お店では厳選した味噌に天然和風だしを合わせ、風味豊かな味わいを作り出すようにしています。ご飯やおかずとの絶妙なバランスをお楽しみ下さい!
おいしい味噌汁を作る際の注意点は火を入れすぎないということ。味噌の旨み・味・香りを損なわないように『煮え花』ができたところで火を止めます。適度な火加減でほかほかのおいしい味噌汁の提供を心がけています。
発酵食品の味噌にはコレステロールの制御、調整作用の他、癌や脳卒中の予防、老化防止や美肌(メラニンの合成を押さえ、シミ・そばかすを防ぐ)効果もあるといわれています。また、『一汁三菜』といわれるバランスの良い食事は子供たちにも増えている生活習慣病の予防も期待ができます。
毎日食べても飽きることない、代表的なおふくろの味。ぜひ食堂で味わって下さい。