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たまごは、血管の若さを保ち、血管病の予防にチカラを発揮します。
いま、話題のメタボリックシンドローム。放っておくと、動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞などの血管病が忍び寄ってきます。その予防と改善のためには、まず強く、若々しい血管をつくること。たまごは、たんぱく質をはじめ栄養素の宝庫。敬遠されがちなコレステロールも、実は細胞膜の主成分としてかかせないものです。
(全国鶏卵消費促進協議会発行「くらしの中のたまごシリーズ15」より抜粋)
- おいしい卵は健康な鶏がつくります。フジオフードシステムのお店では、全国の10か所の指定農場で厳格に衛生管理され生産された上質の卵を限定して仕入れています。
- 鶏の品種の選定にはじまり、ひよこの孵化場から卵を産み始めるまでの育成農場まで、全てが徹底した衛生管理によって守られています。
1.鶏の健康対策と卵のサルモネラ対策
【育成農場・採卵農場】
- 全ての農場は育成場を持つか、または特定の育成会社からの大雛を購入し、サルモネラ検査済みの鶏を成鶏農場に導入しております。
- 全ての鶏にそれぞれの農場の土地特有の鶏病環境に合わせたワクチンプログラムを獣医師と相談して作成しています。(育成期のみ)
- 新たに鶏を導入する場合は、育成舎、成鶏舎ともに必ず舎内の洗浄・消毒を行い、一定期間の空舎期間を設けています。
- 鶏が入ったあとは鶏糞処理、ケージや床面の清掃を定期的に行っています。
- 育成期に、CE剤、糖類、生菌剤などの投与、または、サルモネラワクチンの接種など、サルモネラ対策を実施しております。
- 飼料は飼料メーカーによるサルモネラ検査を実施しております。
- サルモネラを媒介するネズミを定期的に駆除しています。
- 鶏舎の埃、鶏の糞、鶏の血清などを定期的に検査してサルモネラSEがあるかをチェックしています。
【GPセンター】
- 産みたての卵を集卵し、検卵(破卵・汚卵除去)、洗卵、殺菌、乾燥、紫外線殺菌、検卵(血斑)、選別、パッキングの工程を一貫して行っています。
- 定期的に工場の各工程のふき取り検査を実施しサルモネラSEがあるかをチェックしています。
- 交差汚染防止のため、作業員が非清浄区域から清浄区域に入ったり、製品が非清浄区域を通過して出荷されたりすることが無いように管理しております。
- 原料受入口や出荷口はシャッターやドックシェルターを設置し、防虫、防鼠対策に万全を期しています。
- 場内の温度管理はエアコンを完備し、夏でも一定の温度を保ち卵の鮮度を落とさないようにしています。
- 卵のサルモネラ検査(卵殻表面、可食部)を定期的に検査しています。
- 作業場への入場者は、定められた清潔な衣服、帽子、履物を着用し、場内の手洗場にて手洗を実施ししてから入場しています。
- スタッフは定期的に健康診断を行い、サルモネラ等の検便検査を実施しています。
2.鶏のインフルエンザ等防疫対策
- 高病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針にもとづき防疫体制を維持運営しています。
⇒日本ではワクチンが認可されていないため、外部からのウイルス侵入を完全にシャットアウトすることが唯一の防御策となります。
- 鶏舎内はハエ、蚊などの侵入を防ぐよう設計されており、外部車両は農場に入る時は必ず洗浄消毒されます。
- 従事者だけでなく取引先にもインフルエンザ発生国への渡航自粛、国内でも渡り鳥の飛来する湖、沼、池などへの接近自粛要請を実施しています。